2016年12月16日(金)千葉カントリークラブ野田コース
TEAM PRGRプロ7名 | 平塚 哲二、矢野 東、小平 智、原 江里菜、森田 理香子、藤本 麻子、辻 梨恵 |
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アマチュア9名 | RS CUP決勝大会上位者/シングルス部門3名、ダブルス部門3組6名、キャンペーン当選者3名 |
今年もTEAM PRGR契約プロとラウンドできるスペシャルラウンドを開催!
平塚哲二プロ、矢野東プロ、小平智プロ、原江里菜プロ、森田理香子プロ、藤本麻子プロ、辻梨恵プロの7名に対し、出場するアマチュアは12人。しかも6名のプロと3ホールごとにラウンドして、プレー後のパーティでもう1名のプロと近くの席に座れるという超豪華企画です。
2016 RS CUP決勝大会で3位以内に入りこのスペシャルイベントの出場権を手に入れたシングル部門3名、ダブルス部門3組6名、さらにPRGR商品購入者が対象となるキャンペーンに応募した方から抽選で選ばれた3名の方が出場。普段はテレビの画面かロープの向こう側でしか見ることができないトッププロのショットを間近で見ることはもちろん、レッスンを受けたり、サインをもらったり、さらには会話を楽しんだりと夢の1日を楽しみました。
「いやー、メッチャ緊張する」というアマチュア参加者の声が聞こえたきたスタート前。その雰囲気を変えてくれたのはプロギア4姉妹のお姉さん的存在である原プロでした。まずは練習場で、動画撮影隊の小型ビデオカメラを奪い終始笑顔でプチ撮影会を開始。さらにスタートホールでは、TEAM PRGRメンバーと一緒に自撮り棒を使って笑顔をパシャパシャ。試合会場で見ることができない、強豪女子プロたちの明るい笑顔に、アマチュアの皆様の緊張感がほぐれていったようです。
原プロの大ファンというのが鈴木克明さん。「原プロのファンということもありアイアンを購入してキャンペーンに応募したら、本当に原プロとラウンドできることになり夢のようです。今日の日のために、アイアン以外のすべてのクラブとキャディバックをプロギアに買い換えました」と気合いは十分です。
また、スタート前の練習場では矢野プロが藤本プロにレッスンをしている姿が見られました。「矢野プロは小さい頃から知っているので今日はアドバイスがもらえて良かったです」と藤本プロ。プロ同士も朝から懇親を図っていました。
楽しげな雰囲気でスタートしましたが、いざショットになるとやはり日本を代表するトッッププロということでオーラが違います。2番ホールで実施されたニアピンでは、ショットの直前まで笑顔で話していた森田プロが、アドレスに入ると表情が変わり放ったショットはピンの根元にビシッ!「真剣勝負ですね」と声をかけると、「真剣にやるに決まってます(笑)」と回答もビシッ!アマチュアの前でもゴルフでは手を抜くことはもちろんありません。
押田佳美さんは、「女子プロのスイングが素晴らしかった。インパクトの後大きくゆっくり振っていて、全然力が入ってないんですよ。フィニッシュも素敵で真似してみたいです」と間近で見た女子プロのショットに感動した様子。さらに鈴木祥一郎さんは「アプローチを低い球で打ってキュッと止めたり、ドライバーも曲がる気配がなくてすべてが凄かった」とトッププロの技術の高さに感銘を受けてました。
プロの素晴らしいショットを多くの参加者が自分のスマホで動画撮影をしていました。「自分の参考にするだけでなく、学生を指導する立場なのでこのスイング動画を活用していきたいです」と話してくれた勝又正浩さんなど、参加者の多くがこの日の体験を記憶だけでなく記録にも残していました。
ラウンド中はレッスンを行ってくれたプロも!舘英樹さんは「小平プロからパターのレッスンをしていただきました。形は知ることができても、フィーリングの話はなかなか聞けないので本当に良い経験になりました」と納得の様子。青木克益さんは「原プロと森田プロからアドバイスをいただきました。長年の悩みがあったのですが2人からのアドバイスは今まで考えたことのなかった視点だったので今後が楽しみです」と笑顔で語ってくれました。さらに、鯨井章さんは「弾道が高いと思って、小平プロにアゲインストではどうするのか聞いたところ、『打ち方を変えるとスイングが崩れるので変えることはない。番手を上げるだけ』との答えがかえってきました。昔のプロは球筋を変えたりしていたと思うだけど最近のプロは違うんだね」と新たな発見があったようです。
レッスン以外でも、ラインを呼んだりピンを持ってくれたりと、トッププロたちは様々な“おもてなし”を実施。「学生時代と一緒で、年下がピンを持つのは当たり前という感じでやってました」と小平プロ。日本オープンチャンプをはじめとしたトッププロたちの親切ぶりに、「パットのラインを読んでもらったり、レッスンしていただいたり、すごく楽しくて勉強にもなりました」と話してくれた松倉喜一さんのように、参加者の皆さんは感激の様子でした。
9ホールが終わりランチタイムです。ここでも参加者とプロの懇親は続きます。中には複数のプロに記念撮影をお願いしている参加者も。トーナメント会場などでもプロとの記念撮影をお願いするギャラリーは少なくないですが、一人のプロに撮影してもらうのも難しいもの。しかしこの大会では、7人のトッププロとの記念撮影が撮り放題でした。
さて、午後のラウンドに入ります。朝はやや緊張気味だったアマチュア参加者の皆様も、プロたちとも随分打ち解けてきたようです。こんな会話も聞こえてきました。
参加者「プロは同じ人間なのになんでそんなに飛ぶんですか?」
矢野プロ「体重を乗せてますし、結構足も使ってますよ」
参加者「体も柔らかいですよね」
矢野プロ「それもありますね」
参加者「お酢を飲んでいるんですか?」
赤提灯で聞こえてきそうな会話ですが、矢野プロはおもてなしの姿勢を崩しません。「お酢飲んでも、体は柔らかくならないですよ(笑)」とどこまでも親切な対応です。
さて、各プロとの3ホールのラウンドが終わると握手して別れます。「矢野東プロの手が大きくてびっくりしました」という古性利之さんなど、ここでも本大会に参加しなくてはわからなかったトッププロの新たな発見があったようです。
また、すべてのパー3で実施されたのがプロに勝つとクオカードがもらえるというニアピンも実施。ゴルフでは常に真剣なトッププロですので、簡単には負けてくれません。とはいっても「今日は上手い人ばかりでびっくりです」と辻プロがラウンド後に語ってくれたように、参加者の多くはRSカップ決勝の上位入賞者。トッププロが負けてしまうシーンも見かけることができました。負けてもプロたちはさすがスポーツマン&ウーマン。森田プロはその場でクオカードに直筆のサインを行い、笑顔で参加者に渡していました。
ラウンド後もお楽しみは続きます。参加者の皆さんはほとんど、ラウンド中と最後のパーティで7人のプロ全員と記念撮影を行いサインもゲット。さらに積極的に話しかけ、普段は聞けないプロの生話を聞くなど貴重な時間を楽しんでいました。
「贅沢過ぎるイベントですね!来年もこの大会に出ることを目標に、RSカップでの優勝を目指します」と来年の優勝を誓ってくれたのは、船越秀人さんと君島美幸さんのダブルスペア。さらにシングルで3位に入り出場権を得た助川昌弘さんも「本当にプロが親切で、参加した方全員に贈られたプレゼントも豪華でした」と感激の様子でした。喜んでくれた参加者の笑顔を見た矢野プロも、「喜んでくれたということで、我々としても嬉しいですね」と話してくれました。最後にスタートホールで撮影した全員での集合写真と綺麗なケースに入った7人のプロの直筆サイン入りボールが渡され、スペシャルラウンドは終了となりました。
ところで楽しんでくれていたのは参加者だけでなかったようです。平塚プロに話を聞くと、開口一番「楽しかったです!」と一言。さらに原プロは、「同じプロギア契約でプロ同士も普段から交流がありますし、参加人数も少ないので私自身が楽しめました」とプロたちにとってもスペシャルな1日だったようです。