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実施要項/結果(2016年)

決勝大会

2016年10月31日(月)大洗ゴルフ倶楽部

結果速報

ハイレベルな決勝。難コース・大洗GCで好スコアが続出しました!
シングル部門ではプロは6アンダー、アマチュアは2オーバーで勝利!
ダブルス部門では10アンダーの「62」という驚異的なスコアで男女ペアが制覇!!

4会場で開催された予選大会の上位者及びプロは予選大会を通じて獲得したポイント上位者のみが出場権を持つPRGR RS CUP 決勝大会。マチュア35名、プロ40名、そしてダブルス20組が出場し、10月31日(月)に今年も昨年と同じく名門・大洗ゴルフ倶楽部で開催されました。
朝は冷え込みましたが、日中はポカポカ。半袖でプレーする選手も目だしました。さらに大洗名物の風が影を潜めた影響もあり、好スコアが続出。シングル部門のプロゴルファーは、前半の9ホールを4アンダーで抜け出し、後半も2つスコアを伸ばしたわたり哲也選手が通算6アンダーの「66」で勝利。2位に3打差をつける圧勝で、優勝賞金80万円を手にしました。
アマチュアは舘英樹選手と鈴木祥一郎選手が2オーバーの「74」で首位タイに並びましたが、カウントバックで舘英樹選手が優勝の栄冠を手に。ダブルス部門では、難コース・大洗GCにもかかわらず驚くべきスコアが飛び出しました。驚異の10アンダーの「62」でプレーした船越秀人選手と君島実幸選手の男女ペアが、2位に4打差をつけて圧勝しました。
アマチュアのシングル、ダブルスの3位までの選手には、平塚哲⼆、⽮野東、⼩平智、原江⾥菜、森田理香子、藤本⿇⼦、辻梨恵が参加予定のTEAM PRGR契約選⼿とのスペシャルラウンドへの出場権が与えられました。

プロシングルス

難コース・大洗GCを舞台に優勝スコアは6アンダーの「66」!
わたり哲也選手が2位に3打差をつける圧勝で賞金80万円をゲット!!

「いかにコースマネジメントをするかが重要になるコースですね。ピン位置によって異なるボールを置かなくてはいけない位置に、ティーショントからいかに打っていくかが重要になります。景色によって縦の距離感も狂いやすいので注意が必要ですね」。昨年の大会で2位タイにつけた伊藤涼太選手が語ってくれた大洗GCの難しさです。
ところが今年は大洗特有の風が完全に影を潜めました。「去年よりもスコアが伸びるんではないでしょうか」。前年大会優勝者の遠藤彰選手がスタート前に語ったとおり、前半よりスコアを伸ばす選手が続出しました。昨年はアンダーパーでラウンドした選手が4人しかいなかったのに対し、今年は9人と好スコアでの上位争いとなりました。

前半の9ホールを終えて4アンダーと2位に2打差をつけてトップに立ったのは、わたり哲也選手。スタートの10番 Par5でグリーンそばからのアプローチを直接ねじ込みイーグル発進。その後もスコアを伸ばし4アンダーでフロントナインを折り返します。9ホールを終えた時点で、2打差の2アンダー、2位タイには大関翔選手、西田幸一選手がつけていました。
バックナインに入ってもわたり選手の快進撃は止まりません。途中7アンダーまでスコアを伸ばしたものの最終ホールでティーショットを林に打ち込み、ボギーとし、通算6アンダーの「66」でホールアウト。2位に3打差をつける圧勝でした。

トータル OUT IN
1位 わたり 哲也 66 34 32
2位 大関 翔 69 35 34
3位 川上 優大 69 33 36

※2~3位は同スコアのためカウントバックにより順位を確定

わたり 哲也選手コメント

「松林と海風の影響が大きい大洗GCは、僕らプロの間でも空中にハザードがあるくらい難しいって言われているんですが、その大洗で良いプレーができました。ショットだけでなく、パッティングも良かったですね。先日、オーストラリアの友人に「パターは手で打ってはダメ」と言われ、正直意味がわからなかったのですが(笑)、今日はその感覚でパッティングができていましたね。「3パットしたくない」、「ショートしたくない」といったいつも頭に浮かぶ余計な考えがなくなったんですよ。この雑念が消えたことでパターが入ってくれたと思います。
アマチュアと一緒に回るRSカップは素晴らしい大会だと思います。きっとアマチュアの方は、トーナメントセッティングのコースでプロの真剣プレーを間近に見ることができて感激されているのではないでしょうか?僕も今日はイーグルを見せられましたし、喜んでいただけたかなと思います。プロとしてプレーを見てもらうという機会はとても大事なことだと思いますし、何千人もいるプロとアマチュアとの接点となるこのような大会がもっと増えてくれると有難いですね」。

アマチュアシングルス

昨年の大会では1人もいなかった70台が5人とハイレベルな戦い!
2アンダーで2名が並んだが、カウントバックで舘英樹選手が勝利の栄誉に輝く!!

アマチュアの出場者の中にはリピーターが少なくありません。クラブアナリストとして雑誌などでも有名なマーク金井選手(写真は青山薫プロと一緒のマーク金井氏)もその一人。なんと今年は予選4大会、そしてこの決勝大会とすべての大会に出場。「プロと交流できるというのが魅力ですね。しかも競技で一緒にラウンドできる機会なんてなかなかないですから」とその魅力を語ってくれた。

スタート前、「ここは難しいですよね〜」としみじみと話してくれたのは、ディフェンディングチャンピオンである中田辰悟選手。昨年のアマチュアの部では一人も70台が出なかったという厳しい戦いでした。
ところが今年は若手選手を中心に、プロに迫るスコアを出す選手が続出しました。前半の9ホールを終えてイーブンパーが1人に1オーバーが3人と、難コース・大洗を舞台にハイレベルな戦いが展開された。
トップの成績は2オーバーでした。フロントナインを2オーバーで折り返し、バックナインをイーブンバーでラウンドした舘英樹選手と、フロントナインを1オーバーで後半の9ホールも1オーバーでまとめた鈴木祥一郎選手が並びましたが、大会の規定により18番ホールからのカウントバックで舘選手に勝利の女神が微笑みました。

トータル OUT IN
1位 舘 英樹 74 38 36
2位 鈴木 祥一郎 74 37 37
3位 助川 昌弘 77 36 41

※1~2位は同スコアのためカウントバックにより順位を確定

舘 英樹選手コメント

「ショートゲームが上手くいきましたね。ピンチは何度もありましたが、アプローチが寄ってくれたり、長いパットが入ってくれたりして、今日は運もあったと思います。2番そして18番と、出だしと終盤という良いところでバーディがとれ、2バーディ、4ボギーのプレーは自分としては良かったと思います。
 一緒に戦ったプロのプレー姿は、とても勉強になりました。グリーンを外した時の寄せなど、アマチュアはワンパターンでやってしまいますが、プロはバリエーションが豊富なんですよね。「こういうところではこんな風に打つんだ」など、様々な気づきがありました。それから賞金獲得を目指すプロの一打一打の真剣さには迫力がありますし、勉強になりました。
 この決勝だけでなく、予選大会も良いコースでやっていますし、プロの真剣勝負を間近に見ることができるRSカップは、とても魅力的な大会だと思います。そして12月に行われるプロギア契約プロとのスペシャルラウンド企画も素晴らしいですね。こんな贅沢な経験ができる機会はないので、今から本当に楽しみです」。

アマチュアダブルス

男女で大洗GCに挑んだ船越秀人選手、君島実幸選手のペアが
10アンダーの「62」という驚異的な好スコアで勝利!!

今年のダブルスの決勝風景は、昨年とまったく異なっていました。参加者に女性が増えたことです。RSカップのダブルスに女性が参加する魅力の一つが、レディースティを設けていること。決勝大会では男性が6541ヤードに対し、女性は5696ヤード。男女のパワーの差を十分に逆転できるヤーデージ差があるので、女性が上位に入れるのです。そして予選大会を勝ち抜き今年は女性チームや男女のペアが決勝の地に乗り込んできました。
決勝大会でも女性チームや男女チームが大活躍でした。前半の9ホールを終えた時点でトップに立ったのは男女のペア。さらに女性だけのチームが3位タイにつけるなど大活躍をでした。

もう一つ目だったのは揃いのユニフォーム。男女問わずお揃いのウェアで挑むペアが目立ちました。「3位以内に入ってプロギアの契約プロが参加するスペシャルラウンドに出たい」という方が多く、技だけなくウェアにも気合を入れて決勝を戦ったチームが目立ちました。
そのユニフォーム姿が目立っていたペアの1組である船越秀人選手、君島実幸選手が、前半の9ホールを終えた時点で6アンダーとトップに立ちました。2位には昨年の優勝チームである勝又正浩選手、青木克益選手が1打差でぴったりと追走。
接戦が予想されましたが、バックナインに入ると船越&君島ペアによる一人旅ではなく、“2人旅”が始まります。結局10アンダーまでスコアを伸ばし2位に4打差をつけて圧勝しました。

トータル OUT IN
1位 船越 秀人 / 君島 実幸 62 30 32
2位 勝又 正浩 / 青木 克益 66 31 35
3位 鯨井 章 / 古性 利之 66 34 32

船越 秀人選手、君島 実幸選手コメント

「今日は2人がかみ合っていました。船越選手のショットがめっちゃ切れてましたし、君島選手がパターも数多く決めてくれました。1番ホールでいきなり君島選手が15メートルくらいのパットを決めてくれてバーディ発進。その後も、2回くらい15メートルくらいのパターが入ってくれました。
 今日は3位までに入って、絶対にプロギア契約プロとのスペシャルラウンドにいくぞという気持で来ました。優勝は難しそうなので3位までに食い込めるように、目標は前半と後半で3つずつ伸ばしての6アンダーだったんですが、10アンダーはできすぎです。
 ダブルスで大事なことはケンカをしないことですね。普段はすぐにケンカになります(笑)。やっぱりパットが入らなかったりすると不満もたまりますので。ただ、今日は長いのが入ってくれたので仲良くラウンドできました。ともかくミスショットをしてもめげないで、お互いなぐさめながらプレーすることが大事だと思います。
 もう一つ大事なことは、気分を盛り上げるためにハイタッチをしたり、ガッツポーズをしたりすることですね。そういうアクションでテンションを上げていくことはダブルス競技では重要ですね」。

イベント風景

ラウンド終了後には青山薫プロのミニレッスン、サイエンスフィット、新製品試打会を実施!
表彰式ではプロには賞金、そしてアマチュアの5位以内の方に豪華賞品が贈呈されました!!

今回も競技終了後にはイベントを開催。“ギリギリ”で人気急上昇中の新RSが新REDシリーズなどの試打コーナーでは、ラウンドを終えたばかりにもかかわらず多くの方が熱心に試打をしていました。やはり決勝大会に進む腕前を持っている方々なので、道具選びにも真剣なようです。さらに、毎回好評の青山薫プロのミニレッスンとプロギア・サイエンスフィットも開催され、次の試合に向けたスイング調整を行っている選手が数多くいらっしゃいました。
決勝大会の今回は表彰式も実施。青山薫プロの挨拶では、アマチュアの皆様にも「是非ゴルフの素晴らしさをもっと体験していただきたい」というメッセージが語られ、そして後輩のプロには、「試合の後に練習場に来る選手が少なかったが、そんなにみんな上手いのか!その日に悪かったことはすぐに調整することをしないと競技で上位に入れないぞ」と叱咤激励が飛んでました。
アマチュアは各部門の5位までに賞品、プロは25位までの選手に総額400万円の賞金が贈られました。また、アマチュアは各部門の3位までに、平塚哲⼆プロ、⽮野東プロ、⼩平智プロ、原江⾥菜プロ、森田理香子プロ、藤本⿇⼦プロ、辻梨恵プロが参加予定のTEAM PRGR契約選⼿とのスペシャルラウンドへの出場権が授与された。

年別 実施要項/結果

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