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実施要項/結果

第4回 予選大会

2016年9月12日(月)麻倉ゴルフ倶楽部

結果速報

プロの部では大田和桂介選手が2016年予選大会の2勝目を達成!
アマチュアの部では高校3年生が唯一のアンダーをたたき出し優勝!
ダブルスははじめてコンビを組んだチームが大接戦を制す!

2016年最後の予選大会となるPRGR RS CUP 第4回予選大会が、9月12日(月)に開催されました。会場はプロトーナメメントの開催実績が豊富な麻倉ゴルフ倶楽部。決勝大会進出をかけた最後の戦いが繰り広げられました。

小雨が降る中、予定どおり7時30分にトップの組がスタート。雨は10時くらいに止み、風も穏やかなゴルフには絶好のコンディションとなりました。シングルス競技では46名(うち一人棄権)のプロ/研修生と、35名のアマチュアが参加。そしてダブル競技は28組のアマチュアペアが参加しました。

プロシングルス

先週のチャレンジツアーで3位タイと好調の
大田和桂介選手が接戦を制し予選大会2勝目!
予選会総合ポイント順位表でもトップに立つ!!

早朝より小雨でしたが、「これくらいの雨だったらあまり影響はないですね。今日は風がないですし、グリーンも止まりやすくなるので、むしろ好スコアが出るかもしれませんよ」と答えてくれたのは矢部直弘選手。雨だとスコアが伸びないイメージがありましたが、小雨程度ならプロには関係ないそうです。

さて、RSカップ出場選手には若手プロが多く、将来は男子2部ツアーであるチャレンジツアー、さらには男子1部ツアーであるレギュラーツアーでの活躍を目指しているプロが少なくありません。今年の第1回予選大会で優勝した大田和桂介選手もその一人ですが、先週のチャレンジツアーで見事3位タイフィニッシュを果たしました。スタート前に話を聞くと、「RSカップで試合慣れできていたので、チャレンジツアーでも上位入賞できました。チャレンジツアーの賞金ランク9位に入るとレギュラーツアーの出場権も得られるので、後半でも頑張っていきたいです。チャレンジツアーで良い成績を残すためにも、この大会でも結果にこだわっていきたい」と語りスタートしていきました。

コンディションは良かったのですが、多くの選手が苦しんだのが深いラフ。その影響でスコアは伸び悩みました。その中で大田和選手が好プレーを展開。前半の9ホールを3アンダーの単独トップで折り返すと、後半も2つスコアを伸ばし「67」の5アンダーでホールアウト。後続が追い上げてきたものの、大田和選手に追いつくスコアは生まれず、第1回予選大会に続き2016年RSカップ予選大会の2勝目を挙げました。プロ/研修生部門予選会全体を通じて集計される総合ポイントランキングでも堂々のトップ。なお、この総合ポイントランキング上位40名が、10月に開催され賞金額も大きくなるPRGR CUP決勝大会への出場権を手にしました。

また、今回も女子研修生が1名出場。遠藤璃乃選手は「試合で男子プロと一緒になることはあまりないので今日は楽しみです。女子とは飛距離が全然違うと思いますが、どのようなマネージメントをするのかを近くで見ることができるので楽しみです」と語ってスタートしてきました。結果は「81」の9オーバーと苦戦。ホールアウト後に話を聞くと、「男子プロと一緒ということで少し緊張しました。一緒にラウンドした薄プロからは安定感などたくさん勉強させていただきました。また挑戦したいです」とリベンジを誓ってくれました。

トータル OUT IN
1位 大田和 桂介 67 33 34
2位 猿田 勝大 68 34 34
3位 笠井 優希 69 35 34

※スコアがタイの場合は18番からのカウントバックにより順位を確定

大田和 桂介 選手コメント

自分の所属コースの開催ということで、しっかり成績を出そうと意識していました。勝ちに行って本当に勝てたので良かったと思っています。今日はノーボギーでラウンドできたことも成果ですね。1メートルから1.5メートルの微妙なパーパットが3回くらいあったのですが、すべてパーでしのぐことができました。
先週のチャレンジツアーでも3位タイに入ることができて、今日は自分でも調子は悪くないと思っていたので、気負わず自分のゴルフができました。次回は決勝大会ですが、優勝を意識し過ぎずに自分のゴルフを信じで1打1打に集中できれば結果はついてくると思います。
そして、チャレンジツアーで現在賞金ランキングが30位なのですが、シーズン終了時に来年前半戦のレギュラーツアー出場権を得られる9位以内に入り、シードを確保するのが目標です。RSカップ同様チャレンジツアーでも優勝を狙っていきたいと思います。
素晴らしいコースで強豪プロが集まるRSカップで今年は良いゴルフができていることが、チャレンジツアーでの活躍にも繋がっていると思っています。

アマチュアシングルス

プロとの試合でのラウンドに魅了されたリピーターが続出!
優勝は唯一のアンダーで2位に7打の大差をつけた
高校3年生の三上賢太郎選手!

本大会の出場ははじめてだという山本始選手。RSカップの出場理由をたずねたところ、「競技でプロと回れることが魅力的ですね!様々な競技に出ていますが、プロと一緒に試合ができる大会は他にないですからね」とこたえてくださいました。間近でプロがどのようなプレーをするのかを見れるのが非常に楽しみだそうです。

その間近で見たプロのプレーに魅了され、RSカップのリピーターになった方もいます。今年の第2回予選大会から3回連続で出場しているという伊吾田操選手は、「最初に出た時は20代前半のプロの飛距離に度肝を抜かれました。プロの試合でのプレーをこんなに近くで見ることはできないですから、この大会は本当に素晴らしいですよ」と語ってくれました。

本日レギュラーツアー1勝の実績がある福永和宏選手と一緒にラウンドした矢田耕平選手は、「実は福永プロの下半身の切り返しを動画で研究していたのですが、そんな有名プロとラウンドできるなんて」とホールアウト後は感激の面持ち。「球筋も違いますし、本当に良いものを見せてもらいました」と楽しそうに語ってくださいました。

昨年そして今年とすべての予選大会に参加している選手がいます。クラブアナリストとして雑誌などでも有名なマーク金井選手です。実は今年もすでに予選を通過済み。それでも出場する理由に関してホールアウト後に聞いてみると、「プロと回るのは面白いからです。アマチュアだけの競技はピリピリして時間がかかることが多いけど、プロはプレーも速いですし。プロとラウンドは本当に楽しいですよ」と明快な回答をしてくださいました。今回マーク金井選手と一緒にラウンドした大和田プロは見事優勝。ホールアウト後は2人で記念撮影をしていました。

さて、試合の方は前半をイーブンパーの単独トップで折り返し、後半はアンダーでラウンドした高校3年生の三上賢太郎選手が、「71」の1アンダーで、2位に7打差をつけて圧勝しました。

トータル OUT IN
1位 三上 賢太郎 71 36 35
2位 助川 昌弘 78 39 39
3位 狩野 洋行 78 38 40

三上 賢太郎 選手コメント

今日はショットが良かったですね。ほとんど全部パーオンしていました。一緒にラウンドしたプロからも褒めていただきましたが、一方でプロのプレーはやはり凄いなと思いました。ショットは安定してますし、勝負所のパットをはずさないですね。リズムがどんな状況でも同じなので、ジュニアの選手が焦って3パッとしてしまうような状況でも、プロは必ず入れてきます。今日のボギーは3パットが多かったのですが、もっとパットを入れられるようにしたいです。
高校卒業後はアメリカで2年間ゴルフ留学をする予定です。ゴルフだけでなく英語の勉強もして海外の選手ともしっかりコミュニケーションを取れるようになりたいと思っています。その後は、やはりプロになりたいですね。マスターズに出ることが目標です。

アマチュアダブルス

中学時代の同級生、練習仲間などダブルスで友情関係を深めるチームが多し!
優勝ははじめてコンビを組んだという
小原貴晴選手と塩見直樹選手のチーム!

ダブルスは友人同士での出場が多いです。小松繁選手と⻘⽊正⼀選手のチームは中学生の同級生とのこと。30年以上の付き合いの友人同士で、「プロギア契約選手とラウンドできるスペシャルラウンドの出場権を狙う」と意気込んでスタートしていきました。

女性だけで参加してくださったのは、安田美智子選手と松⽥由⾥選手のチーム。「練習場の友人です。松田さんは競技がはじめてですが、一度挑戦してみましょうということで参加しました。ダブルスということで楽しくできればと思います」と話をしてくださったとおり、真剣な表情になるショットの時以外、ラウンド中は常に笑顔。ランチ休憩の際にも話を聞くと、「競技なので緊張感もありますが、ダブルスはパートナーと楽しくできるのが良いですね」とその時もニコニコ顏でした。

西山高志選手と鈴木有吾選手も長年のゴルフ仲間とのこと。普段はライバル?のゴルフ仲間どうしでペアを作る選手が多いようです。
また、楽しげにラウンドしている姿が目立っていたのが野村タケオ選手と靍原弘高選手のチーム。「競技なのにプレッシャーがあまりかからないのがいいですね。協力しあってプレーできるので」と靍原選手がいえば、「ダブルスは楽しいですし、これから競技をしたい方にはオススメですよ」と野村選手。あくまでも競技としての楽しみもありながら、シングル競技のように緊張ばかりではないのがダブルスの良いところのようです。

さて、試合の方は好スコアが続出。最終的に6アンダーで2つのチームが並びましたが、18番ホールからのカウントバックで小原貴晴選手と塩見直樹選手のチームが優勝。また、決勝大会への5アンダー以上のスコアを出したチームが出場となり、非常にハイレベルな戦いでした。

小原 貴晴選手、塩見 直樹選手コメント

小原選手がまずフェアウェイをキープして、塩見選手が飛ばすという役割分担が上手くいきました。パターがよく入ったのも勝因だと思います。前半の9ホールでは、10〜15メートルのバーディパットが3つくらい入りましたからね。
この2人でダブルスのチームを組むのははじめてですし、RSカップに出るのもはじめてですが、本当に戦略が上手くいったと思います。例えば250ヤード付近にバンカーがあるホールでは、まず小原選手がユーティリティでフェアウェイに置いてから、塩見選手が270ヤードのバンカー越えを狙うようなことをしました。だから、小原選手はほとんどドライバーを打ちませんでした。
それにしてもダブルスって本当に楽しいですね。女性の出場者が多いプライベートのコンペを定期的にやっているのですが、是非そのコンペでもダブルスでやってみたいと思います。これは上手い人とそうでない人が組めば、かなり盛り上がりそうですしね。
プロギア契約プロとラウンドできるスペシャルラウンドに出るため、決勝ラウンドも頑張りたいです。お互い決勝の日まで練習するとともに、作戦もまたしっかりと練って臨みたいと思います。

イベント

「ギリギリ」で話題の新RSシリーズの試打会を実施!
「PRGRサイエンス・フィット体験会」も行われました!!

ラウンド終了後には、いつもどおりイベントを開催。先月末に発売されたばかりで、ルールギリギリの反発性能で飛ばせるという新RSドライバーなどを、多くの参加者が試打しました。その飛距離性能に早速購入を検討していた方もいらっしゃいました。また、「PRGRサイエンス・フィット体験会」も実施。試合中に出てきた問題点のチェックなどを早速行っていました。

新RSシリーズの試打会
PRGRサイエンス・フィット体験会

年別 実施要項/結果

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