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実施要項/結果

第3回 予選大会

2016年8月8日(月)ザ・カントリークラブ・ジャパン

結果速報

強風の中、我慢のゴルフで勝利を手にしたのは
プロは20代、アマチュアは10代の若手!
ダブルスでは男女ペアが2位に入る大健闘!!

PRGR RS CUP 2016年の第3回予選大会が、8月8日(月)に開催されました。舞台は加藤俊輔設計のザ・カントリークラブ・ジャパン。男子レギュラーツアーのトーナメント開催実績があり、最近では毎年男子シニアの試合が開催されています。シングルス競技では52名のプロゴルファーと、54名のアマチュアが参加。そしてダブルス競技は32組のアマチュアペアが参加しました。台風の影響で風が強く、「2番手くらい違うところもありましたと」プロですら距離感をつかむのに苦戦。難しいコンディションでしたが優勝スコアはハイレベルな結果となりました。

シングルス競技プロの部では、「68」の4アンダーで26歳の大塚智之選手が優勝。アマチュアの部では19歳で大学1年生の鈴木祥一郎選手が「72」のイーブンパーで勝利を手にしました。また、ダブルス競技では、難しいコンディションの中「65」の7アンダーという好スコアを出した野代雅樹選手、名取陽理浩選手のチームが勝利を飾りました。

プロシングルス

後半、ほとんどの選手が風でスコアを崩す中、
4つスコアを伸ばした大塚智之選手が接戦を制す!

今回もレギュラーツアーで優勝経験のあるプロが出場。今年第1回予選大会に続いての2度目の出場となる福永和宏選手。「第1回予選大会では1打差でトップに並べませんでしたが、優勝したかったですね。RSカップは大会会場も良いですし出場している選手のレベルも高いので、通常の試合と同様に1打1打に集中できます。今大会ももちろん優勝を狙っています」とスタート前に意気込みを語ってくれました。

この日の会場は台風の影響で強風。しかも風向きが目まぐるしく変わり、優勝候補の福永選手だけでなく多くのプロが苦戦しました。そんな状況の中でも、前半の9ホールを終えた時点で3アンダーが3人と善戦する選手が現れ後半もスコアを伸ばすかと思われましたが、さらに強くなった風が上位選手の思いを打ち砕きます。最終的には後半、4つスコアを伸ばし4アンダーでホールアウトした大塚智之選手が大逆転優勝を飾りました。

前回大会に続き今回もプロ/研修生部門に女子の選手が出場しました。女子研修生の小平ほたる選手は、「男子プロと試合で一緒にラウンドするというシチュエーションはあまりないので楽しみです。男子プロはパワーがあるのはわかってますが、むしろ近くでグリーン周りなどの小技などをどのように対処しているかを勉強したいです」と話しスタートして行きましたが、見事1オーバーにまとめ15位でホールアウト。「今日はショットが良かったのに惜しいパットを何度もはずしてしまいもったいなかったです」とこの結果にも悔しい模様。「一緒にラウンドいただいた吉田プロのパッティングは、ラインの読み方、距離感などすべてがうまくて勉強になりました」と男子プロから多くのことを吸収できたそうです。

トータル OUT IN
1位 大塚 智之 68 32 36
2位 癸生川 喜弘 69 36 33
3位 深沢 尚人 70 37 33

※スコアがタイの場合は18番からのカウントバックにより順位を確定

大塚 智之 選手コメント

前半からショットは悪くなかったのですが、パットが入らずイーブンパーでした。逆に後半は長いパットが2つくらい入ってくれたりして、4つもスコアを伸ばせました。今日は風が強かったので、大きめの番手を持ちコントロールショットで攻めたのですが、それが上手くいきましたね。1番手から2番手上げて、短めにグリップの真ん中から下くらいを握って普通に振るんですが、ちょっと低めに出てしかもフルスイングじゃないので球が風の影響でふけづらいのでコントロールしやすいんです。
この試合はアマチュアの方にとってはプロの技を間近で見ることができるので素晴らしい試合だと思います。コースのレベルも高いので、プロの我々にとって自分の技術の向上にも繋がるのでかなりやりがいのある試合です。
今の目標はレギュラーツアーの出場資格を得ることです。「クォリファイングトーナメント(QT)」のファイナルで、出場権が得られる35位以内に入ることを目指して頑張っています。

アマチュアシングルス

鈴木祥一郎選手が2位に3打差をつけ優勝!
「72」のスコアはプロの部でも10位前後に入る好成績!!

昨年から開催されているRSカップも今年度は3回目の予選会。初出場の方は少なくありません。「競技が好きで参加しました。プロと試合で一緒にラウンドするのは楽しみ」とスタートしていったのは、今回初参加の青木幸洋選手。

ところでプロとラウンドする際、プロの何を見ると良いのでしょうか?矢部直弘プロにアマチュアはプロのどこを見るべきかを尋ねると、「プロは一気一憂しないところ」と即答。「プロもアマチュアと同じようにミスはしますが、その後の対処の仕方を勉強してみてください」とアドバイスしてくれました。RSカップは、やる気さえあれば誰でもプロと一緒に競技に出場できます。まだ競技未参加の方は、是非挑戦してみてください。

試合の方は風の影響でプロでさえもアンダーでラウンドする選手が少ない中、前半の9ホールを終えてイーブンパーに一人、1オーバーも1人とアマチュアが善戦しました。1オーバーで折り返した羽鳥賢次さんは「OBを3つたたいて6オーバーでした」と後半は42。OB以外はパープレーでまとめるのはさすが。トータル「79」で3位に入り決勝大会への進出は余裕で決めました。

前半イーブンパーで折り返した鈴木祥一郎選手は、後半もパープレーでまとめ「72」でフィニッシュ。2位に3打差をつけ、プロでも10位前後に入るという好成績。鈴木選手は日大ゴルフ部に所属する19歳の大学1年生です。なお、昨年の高校3年生の時に出場した「フジサンケイジュニアゴルフ選手権」の優勝で出場資格を得て、9月1日に開幕する男子レギュラーツアー「フジサンケイクラシック」に出場するとのこと。RSカップ予選会アマチュア優勝者が、その翌月男子レギュラーツアーに挑戦します。応援をよろしくお願いします。

トータル OUT IN
1位 鈴木 祥一郎 72 36 36
2位 松本 浩太郎 75 39 36
3位 羽鳥 賢次 79 37 42

鈴木 祥一郎 選手コメント

戦略性がありとても難しいコースでした。少しミスっただけというショットがOBになってしまったり、また、風が強くて100ヤードが乗らなかったり(笑)。ただ、今日はパターがすごく良かったです。最初のホールで20メートルくらいのが入って、3ホール目でも約10メートルが入って調子に乗れました。
プロとの試合でのラウンドはとても勉強になりました。グリーンのピンの位置から考えてティーショットの置き場所を決めて打っていますよね。距離感も1ヤードを打ち分けているように見えました。また、グリーンをはずしてもしっかりとOKに寄せてくるところなど、すごいなと思うことがたくさんありました。
9月に男子レギュラーツアーにはじめて出させていただくのですがとても楽しみです。佐野日大高校と大学の先輩である松村道央選手とまわってみたいです。
将来の目標はツアープロになることです。

アマチュアダブルス

男女チームが優勝争いに絡み、父娘チームが好成績!
ダブルスは女性の出場者が増えています

今年に入り女性の出場者が増加してます。女性だけでペアを組んだ高江洲陽選手と大江菜緒美選手のチームに話を聞くと、「レディスティが使えるダブルスなら、女性同士で出る気になりますね」と回答。RSカップのダブルス戦では男女で異なるティーグランドを使用しており、今回、男性は6,425ヤードですが、女性は5277ヤードでした。また、「ダブルスだとまったく気兼ねせずにペアの相手と常におしゃべりできるのも良いですね」とも語ってくださいました。

朝の練習グリーンで一際真剣に練習しているチームがいました。「夏休みを利用して参加しました」とは、お父さんと小学6年生の娘さんの近藤弘生選手と近藤楓美選手のペア。「来年から競技を本格的にやるので、今日はどういうものか体験させるために来ました」とのことでした。ベストスコア「91」という娘さんをお父さんが引っ張っていったのが、前半を2アンダーと決勝進出を狙える位置で折り返し。後半はスコアを伸ばせませんでしたが競合がひしめく中、2アンダーの10位という好成績をおさめました。

ピンクのペアルックが一際目立っている男女ペアを発見。船越秀人選手と君島実幸選手のチームでした。話を聞くと「年に10回近くダブルスに出ているそうで、ペアで揃えたゴルフウェアも6セットある」とのこと。素晴らしいのはファッションだけではありませんでした。プレーの方も「66」の6アンダーと見事。1打及ばず優勝こそ逃しましたが、2位に入る大活躍でした。

優勝したのは野代雅樹選手、名取陽理浩選手のチーム。強風が吹く難しいコンディションの中、7アンダーの「65」でホールアウト。

野代 雅樹選手、名取 陽理浩選手コメント

ラウンドを一緒にするのは今日がはじめてで、名取選手はダブルスの試合に出るのも今日がはじめてでした。特に作戦も立てずのぞんだのですが、今日はたまたま上手くかみ合ったという感じです。会社の同僚ですが仕事ではいつもかみ合っているので、ゴルフでも上手くかみ合ったという感じでしょうか(笑)。バーディを取った時には、グータッチをしたりと2人で楽しくラウンドできました。シングルよりも気分的に楽ですので、はじめて競技に出る人などはダブルスの試合はオススメですね。

イベント

8月26日に発売を開始する新RSシリーズの試打会を実施!
「青山薫プロ ミニレッスン」も行われました!!

ラウンド終了後には、イベントを開催。8月26日に発売を開始する新RSシリーズの試打会では、ルールギリギリの高初速を実現した新RSドライバーの飛距離性能を体感いただきました。また、毎回ユニークながらも分かりやすいと好評の「青山薫プロ ミニレッスン」を今回も開催。本日のラウンドで課題をみつけた熱心なアマチュアゴルファーが、青山プロよりアドバイスを受けていました。

新RSシリーズの試打会
青山薫プロ ミニレッスン

年別 実施要項/結果

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