Qは「ラフ、フェアウェイバンカーなど、難しいライからのショット」をやさしくするクラブです。アマチュアゴルファーの多くが、例えば深いラフからのショットを苦手にしています。実は、Qの開発担当者もその一人。グリーンに乗せられないまでも、パワー・技術に関係なく、グリーンに近づけられるクラブはできないかと考え、Qを開発しました。どんな状況下でもあきらめず、前向きにパーが狙えたら、ゴルフもスコアも、もっと楽しくなるはずです。
Q18、Q23は、フェースとクラウンがチタン、ソールがステンレスの低重心設計。ボールが拾いやすく、上がりやすい。
Q28、Q33は、フェースプログレッションを大きくして、ボールを拾いやすく、スピンがかかりやすい設計にしました。
深いラフにボールがすっぽりと埋まっています。ロストにならなかっただけでもラッキー、という状況。グリーンに向かって打てば、もう一度ラフもありそう。ウェッジで出すのも一つの選択肢ですが、ここで、Q。ヘッドの抜けを最優先に考えたQの「オールラウンドソール」。厳しい状況ほど信じられない力を発揮します。第2打をグリーン近くまで運べれば、パーも狙えます。
厳密に言えば、ゴルフ場には平らな場所はありません。つま先上がり、つま先下がり。傾斜地からのショットは、思うようにヘッドが滑らずボールにミートしづらい。Qのオールラウンドソールは、傾斜のライにも対応する設計。傾斜に合わせてソールが抜けるので、突っかかりもない。Qのロフトは、18度、23度、28度、33度の4種構成。状況に合わせて使えるので、見事に難関突破です。
パー4、ティーショットが、フェアウェイバンカーへ。残り170ヤード。アゴがないので打てそうだけれど、ダフりが怖い。アマチュアが大いに困る一打。Q23は、ロフト23度だから、9番ウッド相当。ヘッドは、ディープフェースで、低重心。バンカーでもフェアウェイと同じようにボールをきれいに拾ってくれる。Qのオールラウンドソールなら砂の上からも狙える。
打ったゴルファーにまったく罪はないのですが、フェアウェイの真ん中にもあるのが、ディボット跡。いいショットを打ったハッピーは見事に砕かれ、希望が絶望へと変わります。でも、よく見てください。目土されたディボット跡は、小さなバンカーのようです。それなら、Q。フェアウェイバンカーと同じように打ってください。Qはライを選びません。
見た目よりも抵抗が大きいのが雨で重くなった芝。大丈夫そうに見えてもいざ打ってみると、ヘッドが走らない、まったくボールが飛んでくれない。雨の日のラフは、要注意。Qのオールラウンドソールは、濡れたラフでもヘッドが走る設計。雨の日でもヘッドスピードが落ちないので、飛距離も稼げます。降る日は特に、キャディバッグに、Qを。「魔法の杖」になりますよ。
反対に草の生えていない場所があるのも、ゴルフコース。例えば、林の中。陽の当たらない荒れ地のライによく遭遇します。正確にインパクトできれば、難しいショットではないかもしれませんが、当たらなければ前へ飛ばない。しかし、そこにもQがあれば、救われます。オールラウンドソールがベアグラウンドからもボールを的確にヒット。荒れ地からの脱出も、QでOKです。
池がそこにあるだけで、気持ちに余裕がなくなる。池越えと聞いただけで、スイングがガチガチになる。ゴルファーならその気持ちよくわかります。対策は、ボールが上がりやすいクラブを選択すること。Qのオールラウンドソールは、滑りがよく、低重心ヘッドでボールが上げやすい。高弾道で、飛距離も出る。Qをキャディバッグに入れれば、心に大きな余裕も生まれます。
そしてもし、ミドルアイアンが大の苦手、と悩むお友達がいたら、ぜひQを教えてあげてください。Q28は、ロフトが28度、これは6番アイアンに近いロフトです。グリーンまで150〜160ヤードの距離でしたら、アイアンに代わって活躍してくれます。Qの弾道は、ミドルアイアンよりもはるかに高く上がります。Qで悩み解消、本当に不思議なクラブです。
困った場合のQですが、実はまったく問題のないフェアウェイからもいいショットが報告されています。テスト、試打でわかってきました。考えてみれば、窮地のライに強いQなのですから、絶好のライであればグッドショットは当然かもしれません。オールラウンドソールと低重心ヘッドの組み合わせが生む高弾道。Qは、普通を超えた、万能なクラブです。