人の歩いた道は、歩かない。
いまからちょうど40年前の1983年。
当時としては、少し変わった技術者集団が、ゴルフ界に新しいブランドをスタートさせました。
「ボールを飛ばすエネルギーは、クラブヘッドがボールを打つときのスピードにほぼ比例する」
この科学理論をもとにPRGRは、ゴルフクラブの前提となる「ヘッドスピード」を提唱。
現在では世界の常識となっている、
パワーレベルの基準「ヘッドスピード」を誕生させました。
どれだけいいクラブをつくっても、
使う人のパワーに合うものでなければ、いいクラブにはならない。
だから、クラブをつくる前に、
ゴルファーのパワーレベルを測る装置をつくるべきだ。
回り道になるかもしれませんが、PRGRは、そう考えて、まず測定器を製作しました。
それが、写真の初代ヘッドスピードテスターです。
それまでクラブを選ぶ基準は、ゴルファーの体格、
雰囲気など、見た目と感覚で決めることが、主流でした。
PRGRは、ドライバーのヘッドスピードを計測することで、
その人のパワーレベルにあったクラブを
科学的に割り出す方法を見つけ出しました。
ヘッドスピードの測定は、全国のゴルフショップを駆け巡り、
スポーツのマーケティングを変えていきました。
PRGRは、さらに、ボール初速・スピン量・打出し角「飛びの3要素」が
ボールの飛距離を決定することを突きとめました。
科学、物理の視点から生まれる、独自のクラブ理論。
斬新なコンセプト、期待を上回る飛距離とやさしさは、
PRGRばかりではなく、ゴルフクラブ全体への共感と信頼を集めることになりました。
PRGRのクラブづくりは、科学的仮説と粘り強く続ける試打の積み重ね。
「人の歩いた道は、歩かない。」
反骨精神と合理性を背骨に、見たこともない飛距離、
経験したことのないうれしさ、やさしさを実現していきます。
1本のクラブから生まれる、ゴルファーの笑顔。
そのゴールへ向けて、PRGRは、発想と科学で未知のクラブづくりへ挑戦を続けます。